2015年箱根駅伝は青山学院大学の初優勝、
しかも史上最高記録、おめでとうございます。

今年もやはり勝負を分けたのは5区、
箱根の山上りでした。

青山学院の神野選手は、
区間新記録で2位に4分59秒差をつけて
ゴールイン。

一方、5区トップでたすきを受けた
駒澤大学の馬場選手は、
神野選手に抜かれた後、
20km過ぎに転倒するも必死に走りきり、
たすきをつなぎました。
往路4位、トップとの差は7分25秒。

復路は青山学院がトップを快走し新記録で総合優勝、
4位スタートの駒澤は7区で2位に浮上し2位でフィニッシュ。

駅伝レースとして、ほとんど5区だけで結果を
左右するような設定はどうか、という議論は
あるかもしれませんが、それはその道の方々にお任せして。

神野選手の姿から学ぶのは、
みんながしんどいところで
がんばった者が勝つ、ということ。

馬場選手の姿から学ぶのは、
どんなにしんどくても、
あきらめなければ
再浮上のチャンスはある、ということ。

しんどい時期の経営にとって、
どちらも鑑といえるでしょう。

また、青山学院も、神野選手1人で
勝ったわけではありません。
全区間5位以上、区間賞5人と、
総合力でぬきんでていたのです。

そして、駒澤も8区間で5位以上、区間賞2名
と地力があったからこそ、
馬場選手が必死でつないだたすきを
2位でゴールインさせることができたのです。

天晴れだったのは、山梨学院大学。
第1区最下位の20位から、最終的には
9区でゴールインし、来年のシード権を確保しました。

いずれもチーム経営の鑑といえるでしょう。

しかし、、、駅伝という競技は、
組織としての成果が、区間ごとに、
たった1人の選手に100%委ねられ、
「神」を生む一方、「地獄」も生む
残酷な面があります。

確率的には、「神」より「地獄」の方が何倍もあるでしょう。

このような駅伝スタイルの組織経営は、
高パフォーマンス・高ストレスになりがちです。

見ている方は、毎年必ず、どこかのチームで
「ドラマ」が発生するので、見ごたえがあります。

しかし、見ている立場ではなく、当事者の立場で考えると、
ゾッとします。

1年に1度の大勝負に向けての
ピーク・マネジメントも大変ですが、
経営は、1年を通じて、さらにいえば
何年先までも見通した持続性が重要です。

高パフォーマンス・低ストレスを導く
マネジメントが、持続性(サステイナブル)の
カギではないでしょうか。

ひとり社長の経営力アップ通信


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