ひとり社長経営塾は、
【自助努力×相互支援=相互成長】のための継続的なかかわりの場
を意識して運営しています。
そこで重要なのが、グルコンです。
グループコンサルティング、縮めて、グルコン。
5回の講座で言葉と概念をそろえた後、
実践・実線段階での各人ごとに異なる問題の
解決を図る場です。
昨日は、ひとり社長経営塾第0期・第1期修了者の
グルコンでした。
このグルコンにも、いろいろなやり方があると思いますが、
私の場合、主に5つのスキルを活用しています。
- ファシリテーション(コミュニケーション力)
- コーチング(質問力)
- ロジカル・シンキング(論理思考力)
- ロジカル・ライティング(思考言語化力)
- 図解力
どれもベースは、シンクタンク業務での情報分析・インタビュー・
資料作成・会議運営などの経験から身についたもの。
「お題」の提示から、真の課題の明確化と、
次にやるべき行動の特定までに要する時間は、
ひとり当たり平均40分程度。
4人×40分=160分で、休憩や雑談も含めて、
おおむね3時間で、モヤモヤがスッキリになります。
ホワイトボードの図解が、そのまま議事録なので、
写真に撮って完了!です。
じゃあ、40分の個別コンサルティングを順番にやれば
いいじゃないか、という思われるかもしれません。
病院みたいに、前の人が診察を受けている間、
次の人は待合室で待っているイメージですね。
たしかに、ある1人の「お題」についてコンサルティングを
している間、ほかの人が傍観者で、ただその場にいるだけなら、
時間の無駄ですから、病院診察方式でよいでしょう。
しかし、ひとり社長経営塾の「グルコン」は、
【自助努力×相互支援=相互成長】
を実践する場なので、ほかの人は傍観者ではなく、
アドバイザーとして、どうすれば仲間の役に立てるか、
という立場・意識で参加しています。
ですから、「お題」を出した人には、
1対1の個別コンサルティングより、
多くの視点・多くの気づき・多くの可能性が
もたらされます。
ほかの人は、傍観者ではなくアドバイザーとしてかかわることで、
コンサルティング力・営業力を高める練習になります。
私自身も、1対1より短時間で、より有効な
コンサルティングができ、経験値が高まります。
というわけで、グルコンは、かかわる全員が、
もっとも速く成長する場です。
ただ、これができるのも、、、これまで業務上、
利害関係の異なる参加者の意見を聞きながら
司会役として合意形成していく会議運営を
何百回とこなしてきた経験があるから、と思います。
「数は力なり」、です。
ひとり社長の経営力アップ通信