無料相談でも個別コンサルでもグループコンサルでも、
「何をすべきか?」という問題設定の場合が多いです。
いろいろ選択肢があるけど、決められない、という状態です。
あれか、これか、それか、、、どれか。
あれも、これも、それも、、、どれも。
「何を」が決められないのは、決め方が決まっていないから。
あれ、これ、それ、etc.の中から1つを選ぶ基準が決まっていないから。
その基準となるのは、「どうなりたいか?」です。
歌手になりたいのと、プロ野球選手になりたいのとでは、「何を」すべきかは、全然違いますね。
毎日素振り1000本やっても歌手にはなれないでしょう。
ボイストレーナーに毎日指導を受けても、ピッチングやバッティングは改善できないでしょう。
「どうなりたいか?」が決まっていれば、「何を」が決まります。
しかし、歌手にもなりたい、プロ野球選手にもなりたい、シェフにもなりたい、作家にもなりたい、、、
「どうなりたいか?」が決まっていないと、「何を」は決まりません。
時間とお金が無制限にあれば、全部やる、ですが、時間もお金も制限があります。
では、「どうなりたいか?」はどう決めるのか?
その基準となるのは、「どうありたいか?」。
たとえば、「音楽を通じて、人々に感動を与える存在でありたい」だとすれば、
歌手や作曲家や演奏家などになりたい、ということになりますね。
で、「人々に感動を与える」の部分が「何のために」。
ここは、「飯が食えればいい」から、「世界平和の実現」まで、いろいろあり得ます。
自分ひとりではできないことをやろうとするなら、
自分以外の人々が共感・協力・応援できるコトが必要です。
そのコトに名前をつけると、「理念」や「価値観」。
補助金申請のコンサルティングでも、こういう掘り下げ方をしていきます。
で、質問によるコーチングのプロセスはこういう順番ですが、プレゼンテーションの順番は、逆です。
何のために?
どうありたいか?
どうなりたいか?
何をやるのか?
いつまでに?
どのように?
実は、申請書の様式は、制度によって異なりますが、だいたいこの順番で書くことになっています。
A:何を?から、いつまでに?どのように?の方向、
つまり具体的な方向にいきなり進むと、それより上の3つの話ができません。
結果、とってつけたような、チグハグなストーリーになります。
B:何を?から、どうなりたいか?どうありたいか?何のために?の方向、
つまり抽象的な方向に進むと、一見、回り道でアタマの体操、コトバ遊びのように見えます。
しかし、ここをしっかりやっておくと、
何のために?から、どのように?まで、
一気通貫、首尾一貫したストーリーになります。
具体的なことばかり考えて書いたAの申請書は、
実は抽象的でコトバ遊びになります。
抽象的なことを煮詰めて考えて書いたBの申請書は、
実は具体的で共感度の高い魅力的なものになります。
Bの申請書を書きたい方は、ご相談ください。
私自身が「もし自分ができるなら、自分がやりたい!」
と思えるようなプランを一緒に考えます。
今から間に合い、おすすめなのは、
・小規模事業者持続化補助金
・東京都地域中小企業応援ファンド
です。どちらも5月末まで。
お問合せは、コチラから。
http://hojonavi.biz/7steps/